□半身不随になった私が、妻のために他人棒を用意した(転載禁止)_ハッピーライフ-官能小説(happylives-novel)

牝獣(ひんじゅう)となりて女史哭(な)く牡丹の夜 ——日野草城

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□半身不随になった私が、妻のために他人棒を用意した(転載禁止)

19-08-18 02:32

私は35歳の社会人です。29歳の時にバイクで事故を起こしてしまい、今は車椅子での生活をしています。サーキットの走行会で転倒した車両に突っ込んでしまい、さらに他のバイクにも突っ込まれて脊椎を痛めてしまった結果です。
妻の詩織と結婚し、3年目のことでした。子作りも中断し、リハビリをしながら働くという生活を続け、生活はなんとか安定してきました。
と言っても、事故の前とはまったく違う生活になってしまい、妻に対しては申し訳ない気持ちでいっぱいです。私は、まだ子供もいなかったこともあり、妻に離婚して欲しいと何度も言いました。でも、その度に、
『健やかなときも病めるときも、ずっと一緒でしょ。それとも、健二は私が車椅子になったら、離婚するつもりなの?』
と、優しく言ってくれます。本当に、素晴らしい女性と結婚したんだなと感謝の気持ちを持ちながら、日々リハビリと仕事を頑張っています。



ただ、事故の影響で完全にEDになってしまい、ピクリとも勃起をしなくなってしまいました。そんな状態なのに、性欲は消えてくれず、勃起しないペニスをしごいてなんとか射精をすると言うオナニーをしています。
私の性欲は、こんな形でなんとか処理できていますが、妻はどうしているのだろう? と、心配と申し訳ない気持ちになるこの頃です。
33歳の妻は、女盛りだと思います。事故の前は、積極的にセックスを楽しんでいました。彼女の方から誘ってくることも多く、清楚な雰囲気とは裏腹に、意外にエッチな女性でした。

それが、6年もセックスをしていないと言うことに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

ある夜、眠る前に思い切って性欲のことを聞いてみました。
『えっ? そ、そんなの平気だよ。どうしてそんなこと聞くの?』
動揺する妻。私は、その慌てぶりに、一瞬浮気を疑ってしまいました。すると、しばらく感じたことのなかった嫉妬心が芽生え、心配になってしまいました。さらに質問すると、
『そ、それは……。その、自分で……してるよ』
と、顔を真っ赤にして言います。僕は、浮気を疑ったことを恥ずかしく思い、そして謝りました。
すると、
『健二……。エッチしてみない?』
と、妻が言いました。私は、あらためて勃起しないことを告げます。
『うん。でも、入れなくても出来るエッチもあるでしょ?』
と、妻は真剣な口調で言います。確かに、私は一応射精も出来ますし、手も口も使えます。考えてみれば、愛し合うことは出来ます。私がEDになってしまったことで、なんとなくタブーというか、セックスを遠ざけてしまっていたのだと思いました。

そして、久しぶりに舌を絡める濃厚なキスをしました。久しぶりの妻の舌の感触に、私はものすごく高ぶりました。でも、高ぶって勃起しているような感覚があるのに、実際はピクリとも反応していません。

妻は、荒い息づかいでキスをしてくれて、私を仰向けに寝転がらせます。そして、私の服を脱がせて裸にすると、乳首やペニスを舌や指で刺激してきます。
久しぶりの刺激に、私は声を漏らしてしまいました。
『気持ちいい? もっと気持ちよくなってね』
妻は、恥ずかしそうに言いながら、私の柔らかいままのペニスを口に含んで舐めてくれます。気持ちいい感覚は強まっていきますが、どうしても勃起してくれません。わかっていたことですが、こうやってあらためて現実を突きつけられると、落ち込んでしまいます。

私は、妻に覆い被さります。そして、彼女のパジャマを脱がせていき、全裸にしました。久しぶりに見る彼女の裸体は、6年前と何も変わっていないように感じました。
Eカップの豊かな胸……。抜けるように白い肌。ピンク色の乳首に、剃ったように薄いヘア。小柄な体型もあり、10代の女の子のように見えます。
私は、彼女の胸を舐めました。乳首に舌が触れると、大きめの吐息が漏れます。元々感度が高い女性だったのですが、久しぶりと言うこともあるのか、より敏感になっているような感じです。

みるみると固くなっていく乳首。もう、カチカチです。私は、夢中で彼女の乳首を舐め続けました。
『んっ、うぅ、あっ、健二、気持ちいいよ。うぅっ、あっ、あんっ』
妻は、可愛らしい声であえぎます。事故の前の時も、セックスの時に声を我慢する癖がありました。大きな声であえぐのが、恥ずかしいそうです。私は、恥じらいながら声を我慢する仕草に、とても興奮していました。

そして、私は彼女の膣口に指を持って行きました。触れると、クチュッと音を立てる程濡れています。妻は、目を閉じて恥ずかしそうにモジモジとしています。でも、吐息が漏れてしまうようです。

私は、プクッと膨れている部分を指の腹でこするようにしながら、彼女の乳首も舐めてみました。
『んっ、ん〜っ、んっ、うぅっ、あっ、イヤ、うぅあっ』
声を必死で我慢しながら、可愛らしい声で吐息を漏らす妻。私は、興奮がどんどん高まっていきます。そして、妻の声もどんどん大きくなり、
『あっ、あっ、あんっ、健二、気持ちいいっ、だめぇ、声出ちゃうっ』
と、声が我慢できなくなってきたようです。私は、興奮しながら、彼女のクリトリスを少しずつ強く刺激し続けます。
『あっ、あんっ、健二、もう、入れてっ』
妻は、我慢しきれない感じで叫びました。でも、言った瞬間、
『ご、ごめんなさい』
と、謝りました。私は、興奮が一気に引いていき、現実を思い出してしまいました。動きを止める私に、妻は泣きながら謝ります。私は、気にしないでと言いながらも、正直落ち込んでしまいました。

そして、この事がきっかけで、私は少し卑屈な気持ちを持つようになってしまいました。妻は、あれからも何度かセックス(挿入なし)をしようと言ってきましたが、私はどうしてもその気持ちになれません。そして、二人の間に壁……と言っても、私が一方的に作ってしまっただけだと思いますが、壁が出来た気がしました。

『健二、今日もダメ? お願い。私も不安なの。愛してるの。お願い、して下さい』
妻は、涙目で言ってきます。私は、ゴメンと謝るしか出来ません。さらに、すがるように言ってくる妻。私は、卑屈な気持ちで、
「他の男とすれば良いんじゃないかな? 僕じゃ、もう詩織を抱くことが出来ないんだから」
と、言ってしまいました。妻は、その言葉にショックを受けた顔になります。そして、
『そんなのイヤ……。どうして? 私のこと嫌いになったの?』
と、不安そうな顔で言ってきます。私は、妻が我慢している姿を見るのがプレッシャーになると言いました。いっそ、他の男としてくれた方が、気持ちが楽になると言いました。そして、そうなれば詩織に対しての態度も、昔に戻れると言いました。

『……考えさせて下さい……』
妻は、真っ青な顔でそう言うと、寝室を出て行きました。私は、勢いとは言え、とんでもないことを言ってしまったと後悔していました。でも、謝る気持ちにもなれず、不安なままいつの間にか寝てしまいました。

次の朝、妻はいつも通りでした。明るい顔でおはようと言ってきて、朝食の準備をしてくれます。私は、謝るタイミングもつかめず、結局いつも通りに接していました。

笑顔で話しかけてくる妻。最近、落ち込んだ顔ばかりだったので、私も明るい気持ちになれました。笑っている妻は、本当に可愛らしいと思います。髪型が同じなので、宮崎あおいに似ていると言われることが多い妻ですが、私はもっと可愛いと思っています。身内びいきだとは思いますが……。

そして、少しだけ明るい家庭が戻ってきた感じになりました。ただ、2週間程たった日の夜、
『健二……この前の話、やってみるね』
と、妻が思い詰めた顔で言ってきました。私は、一瞬、何を言っているのだろう? 何のことだろう? と、理解できませんでした。言葉に詰まる私に、
『でも、本当に嫌いにならない? イヤじゃない? 私が他の人とエッチして、離婚するって言わない?』
と、泣きそうな顔で聞いてくる妻。私は、すぐに理解しました。あれから、2週間もそのことを考えていたんだと……。

私は、慌ててそんなことはしなくてもいいと言いかけました。でも、2週間も彼女を悩ませていたのに、あっさりとアレはなしとも言えず、黙ってしまいました。

『相手は、誰にするの? 心当たりはあるの?』
妻は、思い詰めた顔で聞いてきます。私は、正直何も考えていません。と言うよりも、本気で言ったわけではなかったので、考えようともしていませんでした。私は、逆に聞きました。どんな相手がいいのかと。
『えっ? それは……。全然知らない人はイヤかな……。怖いし、気持ちが整わないと思うし……』
妻は、困った顔です。でも、知っている相手がいいと言う言葉に、私は一人の男を思い浮かべました。

心当たりの男は、高校の時からの友人の敏夫です。今でもたまに会う関係で、親友と言っていい間柄です。温厚で真面目な性格で、一言で言うと信頼できるヤツです。
私は、彼しかいないなと確信しながら、妻に敏夫の名前を告げました。
『……そう言うと思った。でも、敏夫さんなら安心だよね』
妻は、笑顔で言いました。私は、笑顔の妻を見て、もしかしたら妻も望んでいるんじゃないか? と、思ってしまいました。

そして、やっぱりやめようという言葉を言えないまま、話は進んでいきました。

「ハァ? お前、なに言ってるの? エイプリルフールだっけ?」
敏夫は、私が妻とセックスをして欲しいと告げると、心底ビックリしたような顔になりました。無理もないと思います。私は、真剣に話を続けました。決して冗談ではないと言うことと、妻も承諾していること、そして何よりも、妻と私の関係が良くなるためだということを話しました。

「いや、おかしいだろ。なんでそれで、夫婦仲が良くなるんだよ」
敏夫は、まったく理解できないという顔で言います。でも、私は説得を続けました。でも、説得しながら、妻には敏夫に断られたと言えば良いんじゃないかな? と、思いました。でも、私も引っ込みがつかなくなったと言うか、それを見たいと思い始めていました。

妻が、他の男性とセックスをする……。想像しただけで、イヤな気持ちになります。でも、それを見たいと思う気持ちもどんどん強くなります。決して興奮しているわけではありません。

私がセックスできなくなってしまったので、それを外注する……。もちろん、妻のために。そんな気持ちで、敏夫に話を続けると、
「いや、俺は別に良いんだけど。て言うか、詩織ちゃんとセックスできるなら、嬉しいくらいだよ。でも、お前たちの関係も心配だけど、俺とお前の関係もおかしくならないか?」
彼は、もっともな心配をしました。でも、私は、私も妻の望んでいることなので、恨んだりすることもなければ、関係が変わることもないと言いました。

「わかった。俺は、いつでもOKだよ。詩織ちゃんによろしくな」



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